院長 長田賢一

 私も、これまでいくつもの人生の壁を乗り越えて生きてきました。今の社会は多くの思いもしなかった不条理な出来事にぶつかり生きていかなければなりません。そういった障壁を乗り越えるためのお手伝いをさせていただきたいと思っております。

 どこの病院に行っても取り扱ってくれなかった痛みが続いている方、ストレスやうつ病、不眠症などでお悩みの方など、大変困られている方が多くいらっしゃいます。

 疾患のこと、日常生活のこと、痛み、不眠の症状など、何でもご相談下さい。ご一緒に少しでも前向きに考えられれば幸いです。

 当クリニックでは、最新の予約システムを使い、患者様にできるだけスムーズに受診していただけるよう、努めて参ります。今後はさらに遠隔医療も取り入れ、クリニックに来院しなくてもカウンセリング等を受けていただけるようにしていきたいと考えております。新しい医療を提供していけるよう、日々精進して参りたいと思います。


院長プロフィール

専門分野

躁うつ病、不眠症

紹介

躁うつ病、不眠症ほか、線維筋痛症などを診療・研究する精神科医。線維筋痛症に関する論文を多数発表しています。

略歴

1985年 聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業
1987年 聖マリアンナ医科大学病院研修医 神経精神科修了
1991年 聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科大学院博士課程修了
     聖マリアンナ医科大学神経精神科 助手
     米国ワシントンD.C. National Institutes of Health (N.I.H),神経科学研究のため留学
1997年 聖マリアンナ医科大学神経精神科学講師
2011年 聖マリアンナ医科大学神経精神科学准教授
     聖マリアンナ医科大学精神療法ストレス・ケアセンター長

所属学会・資格・役職など

日本精神神経学会 専門医/指導医 
日本睡眠学会 専門医         
日本老年精神学会 指導医/専門医 
日本総合病院精神医学会 指導医/専門医 
日本医師会産業医・労働衛生コンサルタント 
日本線維筋痛症学会 理事
日本神経精神薬理学会 評議員

受賞・著書・論文など

  1.  長田 賢一、疾患の解説とトピックス、線維筋痛症診療ガイドライン2017, 日本線維筋痛症学会編、日本医事新報社、60-63, 2017
  2.  Miki K, Murakami M, Oka H, Onozawa K, Yoshida S, K. Osada , Efficacy of mirtazapine for the treatment 
of fibromyalgia without concomitant depression: a randomized, double-blind, placebo-controlled phase 
IIa study in Japan. Pain. 157(9):2089-96, 2016, 

  3.  長田賢一、渡邉高志、浅利翔平、芳賀俊明、中野三穂、貴家康男、線維筋痛症、精神科治療薬、30 (354)、214-216, 2015
  4.  Murakami M, Osada K, Mizuno H, Ochiai T, Alev L, Nishioka K. A randomized, double-blind, placebo-controlled phase III trial of duloxetine in Japanese fibromyalgia patients. Arthritis Res Ther. 2015;17:224 doi: 10.1186/s13075-015-0718-y.
  5.  長田賢一, 渡邉高志, 田口篤, 浅利翔平、芳賀俊明, 武藤亜矢, 牛谷真由美, 小川百合子、中野三穂, 貴家康男, 山口登、線維筋痛症の向精神病薬による精神科的治療、難病と在宅ケア、21(1), 28-31, 2015
  6.  長田賢一, 第3回健康アカデミー、線維筋痛症におけるうつ病・睡眠障害の影響とその治療、Medical News, 2157, 10-11, 2014
  7.  Nakamura I, Nishioka K, Usui C, Osada K, Ichibayashi H, Ishida M, Turk DC, Matsumoto Y, Nishioka K. An epidemiologic internet survey of fibromyalgia and chronic pain in Japan. Arthritis Care Res (Hoboken). 2014 ;66(7):1093-101.
  8.  長田 賢一、薬物療法:向精神病薬などの精神科的治療、線維筋痛症診療ガイドライン2013, 日本線維筋痛症学会編、日本医事新報社、125-131, 2013
  9.  長田 賢一、薬物療法:向精神薬などの精神科的治療、線維筋痛症診断ガイドライン、日本医事新報社、2011:121-127
  10.  Osada K, Oka H, Isomura T, Nakamura I, Tominaga K, Takahashi S, Kojima A, Nishioka K. Development of the Japanese version of the Fibromyalgia Impact Questionnaire (JFIQ): The Psychometric assessments of reliability and validity, Int. J. Rheumatol Dis, 2011; 14(1): 74-80
  11.  長田 賢一、疼痛性障害に有効な治療法は、EBM精神疾患の治療(編集:上島国利他)、2011、中外医学社:163-168
  12.  長田 賢一、中野三穂、小川百合子、芳賀俊明、田中大輔、精神科領域からみた線維筋痛症、神経内科、2010:72(5): 486-493,
  13.  長田 賢一、富永桂一郎、岡 寛、西岡久寿樹、磯村達也、中村郁朗、高橋忍、小島綾子、日本語版Fibromyalgia Impact Quesionnarire (JFIQ) の開発: 言語的妥当性を担保した翻訳版の作成、臨床リウマチ、20;19-28、2008、
  14.  長田 賢一、御園生 篤志、中野三穂、大友雅広、高橋 清文、高橋 美保、小川百合子、金井 重人、田中 大輔、貴家 康男、朝倉 幹雄、精神科医からみた薬物療法、繊維筋痛症ハンドブック、2007、121-129、